お尻の代表的なエクササイズ「ヒップスラスト」はデメリットばかり③
こんにちは^ ^
BodyStyle Art パーソナルトレーナーの長谷川です。
早速ですが前回の記事の続きです。
前回に引き続きお尻の代表的なエクササイズ(と言われている)ヒップスラストにメリットがなくデメリットばかりである理由を具体的に紐解いてゆきますので、
興味がある方は前回の記事(脚を後ろに出る動作が正しく出来なければ腰痛になるだけ)もご覧頂けたら嬉しいです。
今回はデメリットばかりである①〜④の理由の2番目、(最初のブログ記事で①〜④の詳細を記載しています)
②骨盤の後傾の分離動作が必要とされるから
上記について突っ込んで解説してゆきます。
この②もInstagramで投稿動画を見ても、
正しく出来ている方が凄く少ない動作のひとつです。
むしろ後傾ではなく全く逆の前傾方向に動かしている方が多いくらいです。
そもそも骨盤の後傾の分離動作とはコチラ
◆後傾
◆通常(通常はやや前傾)
一見、簡単そうに見えますよね?
実際にやってみてください。
恐らく骨盤の後傾だけではなく、
下記の様な余計な動きも一緒について来てしまうと思います。
◆膝も曲がってしまう
◆背中も丸くなってしまう
これらは代償運動といって骨盤の後傾が正しく出来ていない為に、ごまかそうとしている動作になります。
※骨盤の後傾の分離動作=骨盤の後傾「だけ」を行う動きのこと
つまり、骨盤の後傾が正しく出来ておらず、
お尻の最も大きな筋肉である大臀筋を使えない状態であるということでもあります。
(立っている状態で骨盤を正しく後傾出来るとお尻の筋肉がギュッと収縮して使われるのが分かるはずです)
やってみると結構、難しい動作じゃないですか?
客観的に、骨盤の後傾が正しく出来ていないのに、
バーベルに重りをつけて負荷を高めた状態でヒップスラストが出来ると思いますか?
ですので、②の理由から、
ヒップスラストを気軽にやってもお尻に効かないということが分かるはずです。
むしろ前回の記事と同様に、
腰を反りながら行ってしまうので、容易に腰を痛めてしまう訳です…
(正しく出来てもボディメイクとしての効果は少ないですが、その話は追々…)
今日はここまで^ ^
もう2投稿程、ヒップスラストのデメリットについて切り込んでゆきたいと思います。
次回のブログ更新は12月7日(月)20:00頃を予定しています。