コリや痛みの原因は患部にはありません②

こんにちは(^ ^)
静岡市で活動しているパーソナルトレーナーの長谷川です!

 

さて、前回のブログでは、
肩コリや腰痛などの症状の原因は、患部とは別の場所にあることがほとんどというお話をしました。
※ギックリ腰や寝違えなど、急な痛みを除きます。

 

今回は例をあげて、
痛みの原因がなぜ別の場所にあるか?
具体的にどこに原因があるか?
についてお話出来ればと思います。

 

今回は多くの日本人が抱える慢性的な「腰痛」について掘り下げていきたいと思います。

まず第一に念頭に置いてもらいたいのが、
正常な腰の状態、つまり腰に負荷(負担)が掛かっていない状態であれば、痛みは起こりません。
そりゃそうですよね(^^;)

ではなんで、負荷が掛かってしまうかというと、
腰に隣接する関節の動きをつかさどる筋肉のはたらきが悪くなってしまい、
その隣接する関節が本来もっているべき動きを、腰の筋肉で補おうとして頑張りすぎることで、腰に負荷が掛かり、痛みが起こってしまいます。

 

隣接する関節?
関節の動きをつかさどる筋肉?
それってどこ?
 
 
となりますが…

具体的には、
胸郭(肋骨と背骨の総称)と股関節が腰に隣接する関節になります。

 

赤い所が胸郭青い所が背骨(胸椎)です

 

緑色の所が股関節です

 

そして大前提なのですが、
関節とは骨と骨のつなぎ目のことなので、骨みずからが動くという訳ではなく、
動かしてくれるのは、そもそも関節をまたいで骨にくっついている筋肉の役目です。

つまり一例ですが、
長時間のデスクワークにより、背中が丸くなってしまったり、長時間イスに座ることでお尻が圧迫されてしまったりすることで、
胸郭と股関節の動きをつかさどる筋肉のはたらきが悪くなります。

 

最初の繰り返しになりますが、
筋肉のはたらきが悪くなってしまえば、
本来かなり動くはずの胸郭や股関節の分の動きを腰で補わなくてはいけなくなるので、
腰の筋肉が過剰にはたらきすぎた結果、腰痛が起こってしまうんです。
※本来、胸郭と股関節は腰の何倍も可動性があります。腰の負担はヤバイですよね…

 

腰痛だからと言って、
患部である腰を治療しても、根本の原因は胸郭や股関節なので、そりゃあ良くならないです(^^;)
 
 
 
今日はここまで(^ ^)
次回のブログでは、実際に胸郭や股関節の動きが悪くなっているかどうかのチェック法をご紹介していきます!