筋膜リリースって実際のところ…②

こんにちは。

BodyStyle Art パーソナルトレーナーの長谷川です^ ^

以前の記事の続きですが、筋膜リリースに対して疑問を投げ掛けました。



そもそもいわゆる筋膜は2種類あり、浅筋膜と深筋膜の2種類に分けられます。

俗に言う筋肉を覆っている筋膜は深筋膜と呼ばれます。



お客様や患者さんとしては、

フォームローラーやボールを用いたセルフでの筋膜リリース、トレーナーやセラピストが手技で直接行う筋膜リリースは、筋肉を覆っている深筋膜に対して行われているものだと認識されているのではないでしょうか?



私も以前まではそう捉えていましたし、お客様にそう説明していました。

現在は修正してご案内しています。





結論としては手技やフォームローラーで深筋膜をリリースすることは難しいと言えます。





なぜならば、分厚い足裏の足底筋膜や太ももの横にある硬い大腿筋膜を変化させるには、

852kgの荷重が必要だという科学的根拠が示されています。

仮に構造上、柔らかい部位の比較的表面の浅筋膜であっても60kg以上の力が掛からないと動いてくれません。





これは現実的でしょうか?



むしろこれだけの「力」を用いたら他の組織(皮膚や真皮など)が壊れてしまいそうですね




実際、私は20194月にアメリカでヒトの冷凍献体を用いた解剖実習を受けて来たのですが、

深筋膜を上から押してこすってみたり、手で掴んで引っ張ってみても、ほとんど組織的な変化は起こりませんでした。

ちなみに私はトレーナーという職業柄、平均的な一般男性より力は有ると思います。



メディアでは筋膜リリースのことを、

「筋膜はがし」といった名称で特集をしている事を最近知りましたが、引きはがす事はどう考えても不可能ですね

実際はがしたらめちゃくちゃ大ケガですね




かなり長くなってしまったので、

次回は【現実的には難しい筋膜リリースと呼ばれるアプローチでなぜ身体に変化が起こるのか?】をシェアしたいと思います。



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