お酒はなぜ太るのか?③
こんにちは^ ^
BodyStyle Art パーソナルトレーナーの長谷川です。
前回と前回の記事を通して、
お酒を飲むと脂肪合成酵素が活性化して太りやすくなり、コルチゾールが筋肉を分解して代謝を下げさせるという衝撃的な事実を説明しました。
今回はお酒を飲んでも出来るだけ、
脂肪合成酵素の働きを多少なりとも抑える方法をご紹介します。
※もちろん完全に抑える事は出来ないので、ほんの少し作用がある程度だと認識してください。
結論からお伝えすると、
脂肪合成酵素の働きを抑えるもので科学的根拠が取れているのは、スタチンと呼ばれる物質になります。
このスタチンという物質は、
高コレステロール血症や高脂血症の方の為のお薬として使われていることが知られています。
ですが、お薬だとそもそも医師の処方が無ければ手に入れる事は出来ませんし、健康な方には処方もされません。
しかも薬効がある程、
スタチンの成分量が多ければ作用(効果)に反して副作用も考えられるので、お薬という選択肢はあり得ません。
では、どうすれば良いかというと、
このスタチンという物質は、一般的にはモナコリンK(スタチンの一種)と呼ばれ、麹の一種である紅麹(べにこうじ)に含まれます。
具体的にはモナコリンKが3mg〜4mg含まれているサプリメントをお酒を飲む日に1回摂取します。
ちなみに紅麹に含まれるこのモナコリンKは、
ヨーロッパやアメリカでは副作用が懸念されているのですが、
それは過去にヨーロッパで流通されている一部のサプリメントに麹菌と共に、有害なカビが増殖してしまった為に起こる物であった判明しています。
また、通常は1日1回3〜4mgが摂取目安量ですが、アメリカで1日に1200mgのモナコリンKを6週間続けて摂った高齢の女性が肝機能障害を訴えていますが、
そりゃ肝機能障害になってもおかしくない量ですね…
※念の為、健康診断で肝機能の数値が悪い方や、既に肝機能障害を抱えている方は使用する前に必ず医師に伺ってください。
ちなみに脂溶性のビタミンAやビタミンKも過剰に摂取した場合は肝機能障害を起こすので、何事も摂り過ぎは絶対NGですね(^^;)
海外製品だと成分量が多い場合があるので、日本国内向けの製品が適しています。
※私はどこの回し者でもないので、具体的な商品名はおすすめも記載も出来ません。
モナコリンKを大手ショッピングサイト等で調べてみてください。
最後になりますが、
あくまでサプリメントの摂取は自己責任でお願いしますm(__)m
お酒を飲むことによって分泌されるコルチゾールにより、筋肉が落ち、代謝が落ちてしまう現象の対策は次回のブログで紹介します!
次回更新は1月31日(金)21:00を予定しています^ ^
※写真はイメージです🍺